2007年10月13日~14日
春の山菜塾のときに、秋になったらキノコ塾も開催するという話で盛り上がった。
現地で収穫したキノコを食べながら、山奥でキャンプしようという計画だ。
いざ秋になったが、各自色々と予定があってメンバーがそろって出陣できる日は限られていた。
山菜やキノコは時季を読むのが難しい。1週間ずれただけで手遅れや早すぎになる場合もある。
そこは百戦錬磨の塾長Mr.Mud氏に頼らざる得ない。
直前まで20~21日に予定されていたが、塾長の都合と判断で1週間早まった。結果的に、これが功を奏して大漁となったのだ。
今回のメンバーは、塾長のMr.Mud氏(MUDさん)とSaltyDog氏(塩さん)、怪人M(私)の3人である。
いつも外道バスターズとして釣りに行っている気心知れた仲間だ。

まずは塩さん宅で待ち合わせして、高速を使ってMUDさん宅に向かう。
9:00の待ち合わせに少し遅刻して到着すると、塩さんもまだ準備中だった。
キャンプは積む荷物が多い。どうしても準備に時間がかかるのだ。
私はあせって準備していて、ガソリンバーナー用にガソリンをボトルに入れているとき、ホースを使って取り出していたので何度かガソリンを口に入れてしまった。
高濃度の蒸留酒のように、口の中で揮発してスーっとする。
しかし、脂分が抜けてしまうので、口の周りが痛い。口をゆすいだが、吐く息はガソリンの香り。
近所のGSで給油し、中央高速に乗る。
塩さんを先頭に90km/hくらいで走っていたのだが、急に塩さんがスピードアップした。
突然SAに入って行くのでどうしたかと思ったら、トイレが我慢の限界だったようである。
少しだけ間に合わなかったようだ・・・。
MUDさんとは11:00に待ち合わせていたのだが、高速が混んでいて時間的にギリギリである。
先頭は私に代わり、100km/hペースで先を急ぐ。
今回は寒さ対策で初めから内側にトレーナーやインナーパンツを着ていたので、思ったより寒くはなかった。

甲府昭和で高速を降り、ファミレス駐車場でMUDさんと合流した。
MUDさんのバイクはAPEなので小さい。しかし、排気量UPされてピンクナンバーになっており、足回りからキャブやブレーキまでフルチューンと言っても良いくらいチューンアップされている。
どれくらい走るのか見るのが楽しみだ。
一度荷物を積みに、MUDさん宅に向かう。
近所のスーパーで八幡芋などを買いだしし、塾長であるMUDさんを先頭に山にまっしぐら。
APEが小さいのに速い。直線では90km/h以上出てるし、コーナーもクルクルと回る。

採集ポイントの近くにある大きなスーパーに寄って、炭などを買いだしする。
山村にしては大きなスーパーで、何でも売っている。
時刻も12:00を大きく回ってお腹も空いたので、ここで昼食だ。
弁当でも買おうかと思ったら食堂コーナーがあったので、ショウガ焼き定食大盛りを食べた。
専門の飲食店ではないので味の方はアレだったが、量は結構あった。
さすがに標高も上がって寒くなってきたので、中にフリースを着てグローブも冬用に替えた。

お腹を満たしたあとは、いよいよキノコ採りだ。
この時季、山はキノコ狩りの人が多く、入りやすいポイントは既に採られたあとである。
水辺の周りあるヤナギの木に生えるヌメリスギタケモドキを狙って、山の湖に向かう。
湖を渡った向こう岸に発生ポイントがあるらしい。好きこのんで湖を渡る人も少ないので、極秘ポイントである。
私は短パンを用意して来るように言われていたのだが見つからず、ジーンズを切って短くして持ってきた。
だが今年は水位が低く、ライディングパンツをまくっただけでも十分渡ることができた。
サンダルも持ってきたのだが、面倒なので裸足で水に入った。
水が刺すように冷たく、足が痛くなるほどだ。

対岸に渡ると、早くもMUDさんが木を指さしている。
幹の途中に生えたヌメリスギタケモドキを発見したのだ。
近づいてみると、木の上の方にいっぱい生えていた。
木に登ったり落ちている木の枝などを使いながら、夢中で採りまくる。
塩さんは、落ちているクルミも拾っていた。

既に腐れかかっているものもあり、ギリギリの時季だったようだ。1週間遅れていたらダメだったかも知れない。
再び湖を渡り、新聞紙にキノコを広げて石突きを取り除く。
大漁で食べきれる量ではなかったので、傷みの少ないものは持ち帰り用として分ける。

再びスーパーに寄って肉・野菜・酒などを買いだしし、幕営地を目指す。
ウネウネとした山道を走り、短いダート路を走り抜けて目的地に向かう。
山のあちこちに入山禁止やキャンプ禁止の札が立っている。
この辺りではキャンプができない。隣の村まで移動だ。
着いた先は、かなり広い村営の多目的広場。キャンプ禁止とは書いていない。
時刻も3:30を過ぎ、早々にテントを張る。山の日暮れは早いので、早めに行動だ。
あちこちにシカ糞地雷が落ちており、張る場所に苦労する。
各自テントを張り終え、コーヒーで一服タイム。
くつろいでいると、どこからともなくやって来た老人に声をかけられた。大きな黒い犬を連れている。
「許可はとったのか!」
最初の挨拶がこれである。一同唖然として絶句。自由に使える多目的広場で許可はいらないだろう。
どうもキャンプに対して誤解しているようだ。キャンプ慣れしているMUDさんと塩さんが応対する。
「警察に報告するぞ。」と言われたので、「ご自由にどうぞ。」と答えた。
すると、「面倒だからやめとく。」と言って、「トイレはどうするんだ?」とか聞いてきた。
「大は朝してきたし、明日は帰ってからするから大丈夫。」と答えると、「1日1回か? 変わった人達だ。」と言う。変わっているのは、あなただと言いたい。普通は1回だろう。
「それじゃ小はどうするんだ?」と聞かれ、「小はしょうがないですねー。」と答えると「それみろ。」とか言ってきた。こんな誰も来ない山奥で、普通は林の脇の藪にするだろう。トイレなど無いのだから。
「その犬はションベンしないんですか?」と聞いてみると、「犬と人間は別だ。変わった人達だ。」と言われた。
「我々は良識を持ったキャンパーで、人に迷惑はかけません。だから、人の来ない山奥まで来たんです。」と言うと、「そう言うヤツほど、ゴミを残して行くんだ。」と言われたので、「ゴミは一切残しませんし、残した事もありません。」と答えた。
「明日また見に来るぞ。」と言い残して偏屈ジジイは帰って行った。
最近はアウトドアブームで、マナーの悪いキャンパーが増えた。
ゴミを残すどころか、芝を焼いたり、夜遅くまで花火などで騒いだり、目に余るものがある。
そんなヤツラと一緒はイヤなので、我々は人のいない場所まで行ってキャンプしている。
村意識の強い地方では、よそ者は厄介な存在である。偏屈ジジイの気持も少しは判る。

せっかくのキャンプなのに、気分がブルーになってしまった。
山でバイクに乗ったので、体も冷えている。ここは気分転換にも温泉だ。
テントに荷物をしまい、空荷にして南相木温泉に向かった。
それまでも速かったが、空荷のAPEは速い。
MUDさんに先導され、あっと言う間に温泉に着いた。
350円で入れるとは安い。場所によっては1000円以上とられるのに、かなり良心的な値段だ。

温泉から出て一旦テントまで戻り、ペットボトルなどを持って湧き水を汲みに行った。
ここの近くにあるらしいのだが、もう日が暮れて真っ暗になり、なかなか見つからない。
途中、2頭のシカが道を走って逃げて行く。
行き止まりまで行っても見つからず、帰り道はスピードを抑えて探しながら進む。
湧き水は、鳥居と祠がある横にあった。
真っ暗闇の祠は不気味だったが、容器に水を汲み分けて持ち帰る。

幕営地に戻り、晩餐の準備だ。
ガソリンバーナーで炭をおこし、VHSストーブに移す。炭が湿っているのか、激しく火の粉が飛んで怖い。
つまみはまだできていないが、晩酌も開始する。今晩の1本目はマンゴカクテルだ。
ジュースのような飲み口で、あっと言う間に飲み干してしまった。

炭がおきたところで、今日採ったばかりのヌメリスギタケモドキを焼き始める。
焼き上がったアツアツのキノコに醤油を垂らして口へ。うん、美味い。
ジャキジャキとした独特の食感があって箸が進む。

焼きキノコだけでは消化が悪いし腹も膨れないので、モツ鍋とキノコ鍋を作る。
皮が剥かれた八幡芋にニンジンなどの野菜と豚モツを加えて煮込む。
煮えたところで、MUDさん特製の自家製味噌を加える。
キノコ鍋は醤油で煮付けて、あとでシラタキと大仁田ネギを加える。

鍋ができあがったところで、再び晩酌だ。氷結レモンで一杯やりながら鍋を頬張る。
これは美味い。ガツガツと食っていると、あっと言う間にお腹一杯だ。
モツ鍋は大量に作ったので、半分しか食べられなかった。
残りは明日の朝食用にとっておく。1晩寝かせれば味が浸みて、さらに美味しくなるだろう。
9:30頃、酒も回って良い感じで眠くなってきた。
そろそろ宴会はお開きにして、各自テントに潜り込んで眠る。
さすがに山の夜は冷え込む。寝袋から顔だけ出して目をつぶる。
シカの鳴き声が間近に聞こえる。そのうち、鼻息まで・・・。
どうも、すぐそばまでやって来ているようだ。

就寝時間が早かったため、早朝に目が覚めた。
二度寝するも、5:00頃トイレのために外に出た。
また寝袋に潜ってウトウトしていると、MUDさんも起き出してきた。
朝もやがかかって、景色がよく見えない。雲の中にいるような感じだ。
日が昇れば、もやも晴れるだろう。

お茶をシェラカップで沸かして飲み、御飯を炊き始める。
昨夜は晩酌したので御飯は食べていない。
朝から3人で3合の飯を炊いた。
炭火炊きである。美味そうな臭いがしてくる。

おかずは昨晩の余りのモツ鍋である。味が浸みて美味しくなっている。
MUDさんが作った新米の炊きたて御飯に、モツ鍋をぶっかけて食う。
美味いに決まっている。あっと言う間に御飯も鍋もたいらげた。

飯のあとは、のんびりと撤収の準備だ。
MUDさんはAPEのキャブセッティングが合わなかったらしく、分解してジェットニードルを1段下げる作業をしている。
寝袋やテントをたたみ、バイクにくくりつける。
幕営地とも、これでお別れだ。

これでただ帰るのも物足りないので、大弛峠を通って行くことになった。
峠の片側は完全にダートなので、荷物満載のTW225がまともに走るか心配だ。
純粋なオフ車のセローに乗る塩さんを先頭に、TWの私、APEのMUDさんが続く。
ガレ場もあって、暴れるバイクを必死に押さえつけて走る。
やがて峠の頂上に着いた。かなり疲れたが楽しかった。塩さんに大きく遅れること無くついて行けた。
峠は標高が高いために紅葉も進んでいて、ナナカマドが赤く色づいていた。
真っ赤な実が美味しそうだったので食べてみたが、ものすごく不味かった。
ここからは長い下り坂の舗装されたワイディングである。
MUDさん、塩さん、私の順で走る。
快調に飛ばしていると、ヘアピンカーブを旋回中に目の前で塩さんが転倒。
路面が縦にひび割れして段差ができており、そこでグリップを失ったようだ。
塩さんを手伝って、荷物満載の重いバイクを2人がかりで起こす。
ツーリングジャケット&パット入りパンツのお陰で、大した怪我は無かったようだ。
買ったばかりのジャケットが破れてしまい、そっちを後悔していた。
気を取り直して再出発。
MUDさんが塩さんを気遣って、ゆっくり目で走る。
すると、MUDさんが急に止まってUターンした。
何か見つけたようだ。
ついていくと、道路脇の斜面にハナイグチが出ていた。
傘の上側はぬめっとしていて赤く、裏側は黄色い。なかなか派手なキノコだ。
走りながら見つけるとは、さすがは塾長。すごい目である。
バイクを降りて、本格的にキノコを探す。
ハナイグチの他に、ヤマイグチやアミタケ、シロハツも見つかった。
どれも今まで採ったことも無いキノコだ。
夢中で林の中を探し回っていると、塩さんの足下からブリブリッと妙な音が聞こえた。
崩落止めの針金にライディングパンツを引っかけて破く音だった。
全部で5種類のキノコをゲットし、あとは昼食を食べて帰るだけだ。

この地方でしか食べられないB級グルメも魅力的だったが、先ほど採ったイグチの仲間は、その日のうちに食べないと傷んでしまうらしい。
そこで、MUDさんが行きつけのそば屋さんに行って、調理してもらうことにした。
MUDさん宅に寄って荷物を分け、そば屋に向かう。
店に着き、盛りそばの大盛りを注文したが、すごい量だった。
しかも、麺にコシがあって美味かった。

イグチ類は軽く茹でられ、ダイコンおろしと和えてもらった。
トロンとして実に美味い。
そばと一緒に食べると、贅沢なキノコ入りおろしそばである。
鳥モツも注文したが、こちらのは鳥のレバーを甘辛く煮たもので独特だ。
濃い味が淡泊なそばに良く合う。
昼食のあとは、少し時間は早いが帰宅するだけだ。
遅くなると高速道路が渋滞するし、疲れも出てくる。
MUDさんと別れ、塩さんと高速に乗って家路につく。
大した距離でも無いので、談合坂SAで給油した以外はノンストップで帰った。
夕方16:30ころ、無事に帰宅。
本格的なキノコ採りは初めてだったが、5種類も採れたし、宝探しのようで楽しかった。
毒キノコの恐怖があるので、よく知っているMUDさんに鑑定してもらって採った。
傷みやすいキノコは、あまり市場には出回らない。
やはり自分たちで採って食うのは最高である。
投稿時間 : 20:01 個別ページ表示 | コメント (4) |キャンプ
メイン2007年6月9日~10日 飛騨高山
今回の山菜塾は、飛騨の半蔵氏(半さん)に地元の高山を案内していただいた。
参加者は、mr.mud氏(MUDさん)、SaltyDog氏(塩さん)、黒洋梨氏(黒さん)、手下F氏(Fたん)、怪人M(私)の6人である。
私は飛騨高山に行くのは初めてなので楽しみである。
2月にバイクを盗まれてから数ヶ月、1週間ほど前に新車を購入した。
値段が安いのと足つき性の良さからTW225を買ったのである。
慣らし運転も兼ねての旅路であるが、遠出は初めてなのでどれくらい走るバイクなのか楽しみだ。
塩さん、Fたん、私の東京部隊は、AM7:30に環七沿いに集結して出発した。
Fたんが集合場所を間違えた以外はトラブルも無く旅立った。
天気予報では午後から明日にかけて強い雨である。今回もまた、雨に祟られそうだ。
空は曇り、今にも降り出しそうであった。
Fたんは最初からレインウエアを身にまとっていた。
塩さんは防水ジャケット。
私だけレインウエアをリュックに入れたまま出発である。
高速に乗り、一路飛騨方面に向かう。
案の定、大月を過ぎたあたりから雨がパラつき出した。
我慢して走っていると、やがて土砂降りの雨になってしまった。
雨粒が体や顔に当たって痛い。
見る見るうちに全身がずぶ濡れになって行く。

私以外の2人はレインウエアなので大丈夫だったが、先頭を行く塩さんは私が雨具を着ていないことに気づいてないようだ。
サービスエリアを無情にも通過して行く。
しかたなく、塩さんを追い抜いて自分からサービスエリアに飛び込んだ。
しかし、時は既に遅し。下着までびしょ濡れになってしまった。
標高が高い上に天気も悪いので寒い。体がガタガタと震えてくる。
トイレで下着を絞って水切りし、寝間着用のジャージに着替えて上からレインウエアを着込む。
下着が濡れたままなので、雨具を着ても寒い。
今は、体温で乾かして行くしかない。
高速を降りたあとは伊那に向かい、昼食にローメンを食べることにした。

しばらく待って、アツアツのローメンが目の前に。
見るからにウマそうだったのだが、いざ食べてみると麺がボソボソで期待ハズレだった。
食べ終わって、高山方面に急ぐ。
伊那では雨は上がっていたが、山道をひた走っているとまたもや土砂降りになった。
やっと高山の集合場所に着き、半さんとMUDさんを待った。

雨の中で立っているのもツライので、誰もいないバス停の待合室に入って休んだ。
塩さんが待合室から出ると、とたんに雨足が強まるのが不思議であった。
やがてMUDさんと半さんが来て、合流に成功した。
黒さんは朝が弱いので、1人だけ遅れて駆けつける予定だ。
幕営地に行く前に、今夜の晩餐用の山菜を採りに行った。
半さんの案内のもと、バイクと車であとを追った。
TW225は、高速では直進安定性はあるものの最高速が120km/hほどなのでツラかった。
しかし、山のワイディングロードなどは雨で濡れた路面もなんのその。
かなり安定して走りやすかった。
山菜ポイントに着くと、そこはいたるところに山菜が生えていた。
採りきれないくらいである。


ウドがあちこちに生え、フキは群生し、ワラビは雑草のように生えていた。
ウルイもあったが、数が少なかったので採らなかった。
脇が牧場になっていて、ウシの糞があったらしい場所のワラビは成長が異常に良かった。


大量の山菜をゲットして、日が傾く前に幕営地を探す。
雨の日のキャンプはツライ。
良い幕営地が見つからないと宴会さえ苦痛になってしまう。
最初は廃校になった中学校に向かったが、良さそうな場所が無かった。
もう1つ今年廃校になったばかりの小学校があるというので、そちらに行ってみた。

ここは屋根付きの機材置き場があって最高だった。
数カ所の雨漏りさえ我慢すれば、屋根の下にテントを張れるし宴会もできる。
各自場所を確保して、日が暮れる前にテントを張った。
日が暮れてきたころ、黒さんの登場である。
皆で手分けして、宴会用の山菜料理を作る。
調理法はMUDさんや半さん任せである。



宴会しながら夜は更けて行った。
食べるもの全てがウマイ。酒もウマイ。
自分たちで採った新鮮な山菜は最高である。
たらふく食って飲んで、やがてテントに潜り込んだ。
3時くらいに知らない集団が来て、テントの前で立ち話をしはじめた。
ウルサイし、気になって眠れない。
ウトウトしていると夜が明けて薄明るくなってきた。
近くのダム湖で釣りをしようと釣り具を持ってきたのだが、雨のせいで面倒になってしまった。
今回は山菜が大漁だからヨシとしよう。
1人また1人とテントを出て、何をするわけでもなくくつろぐ。
辺りを散策していると、誰かがミヤマクワガタを見つけた。
街灯に飛んできたらしい。この季節で既に活動しているとは驚きである。
北方系の大アゴの先が大きく二又に別れたタイプであった。

撤収する前に学校の様子も観察してみた。

正面玄関に廃校になったときの生徒の手形が飾ってあった。
最近は少子化が進んで、どこの学校も生徒数が激減している。
自分の通っている学校が廃校になってしまうのは、どんな気持なのだろう。
雨に濡れた校庭が、イイ感じでドロのダートになっている。
校庭をバイクで走るのは、私のささやかな夢だった。
TW225でダートを走るのは初めてである。
どんな走りを見せるのか期待しながら、徐々にアクセルを開けて行った。
足つき性が良くて重心も低く直進安定性が高いために転ぶ気がしない。
豪快にドリフト走行を楽しんでみたが、そこそこ走りやすい。
これは林道でも楽しみである。
雨も上がり、お土産用にワサビを採りに行くことになった。
ワサビと言っても根の方ではなく、葉と茎をいただく。


現場近くまでバイクで向かったのだが、TW225の林道デビューはガッカリするものとなった。
あまりにもサス等の足回りが弱くタイヤのグリップも弱いため、まともに走ってくれないのだ。
路面のちょっとしたギャップさえ拾ってしまい、20~30km/hも出すとサスペンションがガツンガツンとボトムしまくり、その度にタイヤが跳ねられてあらぬ方向に向かってしまう。
これは相当いじらないと林道は無理かも知れない。
現場に着き、バイクを降りて徒歩で採集地を目指す。
獣道のような沢沿いの道を歩いてポイントに向かう。
相変わらず、半さんとMUDさんの歩くスピードは速い。
普段の運動不足が祟って、あっと言う間に置いて行かれた。
現地に着く前にもう息が上がってしまい、ワサビ採りがキツイ。
各自、持ちきれないほどのワサビを採って、幕営地に帰還する。
そこで荷物等を撤収し、現地解散である。

我らバイク隊と半さんは、この地方特有の漬け物ステーキなるものを食べるため、遠回りにはなるが別の街に向かった。
しかし、店に着くと品切れになっていた。
しかたなく、高山市街まで戻って食べることにした。
値段は高かったが、なんのことは無い。
ハクサイの漬け物が卵とじになって焼いてあるだけだった。
昔、凍った漬け物を焼いて食べていたのが始まりらしい。
あとは東京に帰るだけである。
眠気と戦いながらバイクを走らせる。
寝不足の上に山菜採りで足腰が疲れているので、運転がツライ。
いつも山菜塾は雨に祟られてしまう。
きつい思いをして採るからこそ、美味しさが際立つのかも知れない。
次回の山菜塾は、MUDさんを塾長とする秋のキノコ狩りである。
どんな味が楽しめるのか、今から楽しみである。
投稿時間 : 13:42 個別ページ表示 | コメント (2) |キャンプ
メイン2006年4月29日 東京都 青梅市 御岳本町
青梅の御岳に筍狩りに行って来た。今回は電車を使った。
まずは、忘れないうちに朝起きてすぐ、ガソリンストーブ用のガソリンをバイクのタンクから移す。
それから駅に向かい、9:20頃の電車に乗った。隣の駅でSaltyDog氏と待ち合わせである。

S氏と合流し、西武新宿線で拝島乗り換えで青梅に行き、三嶽駅を目指す。
電車に乗ってすぐ、S氏がリュックから調理パンを取り出して食べ出した。
我慢できないほど空腹だったようである。
途中、拝島駅で立ち食いそばを食べる。2人とも天玉そば。
三嶽駅到着
たわいもない話をしながら電車に乗っていると、11時ごろ三嶽駅に着いた。
ホームを歩いていると、ろーどまん氏とMr.mud氏の2人に出会った。
これでメンバー全員集合である。
今回は、ろーどまん氏の案内による企画のため、後ろをついて歩く。
氏が電話で話してると、遠くで女性が手を振っている。
程なく目的地のお宅に着いた。そこで荷物を置いてから裏山にある竹林に向かい、堀り方の説明を受けた。
見渡してみると、竹林の手前の平地にタケノコがいくつも出ている。
さっそく掘り始めるが、土中に石や木の根が多くてなかなかうまく掘れない。

慣れないので余分な力を使ってしまい、汗だくになる。重労働である。
4人に対してクワが2本なので、2チームに別れて協力して掘る。
夢中で掘っていると、あっと言う間に背負いカゴいっぱい採れてしまった。

これでもう終わりなのかと思ったら、竹林の中にいっぱい出ていると言われ、カゴを空けてまた掘る事にした。
林に入ってみると、あるわあるわ。そこら中にタケノコがニョッキリと出ている。
ここは急斜面のため、歩くだけでも大変である。
山歩きの得意なMr.mud氏が大活躍。斜面をものともせずに掘りまくる。

みんなで掘りまくり、運びまくった。なんと、背負いカゴ3杯も採ったのである。
さすがに全員もう体力の限界。
家の前に掘ったタケノコを並べる。ものすごい数だ。我々はこんなに掘ったのか・・・。

2台のスノーピーク・ギガパワーWGストーブを並べ、アク抜きをする。
米ヌカを混ぜ沸騰を待つ間、ビールや焼酎を飲みながら色々ダベったり犬の相手をする。


アク抜きも終わり、水で洗ったあとスライスして、茹でたてを醤油につけて食べる。
う~ん、ウマイ。それをツマミにもう一杯。
さらに第二弾をアク抜きし、もう一方のナベでMr.mud氏特製のメジナの干物とタケノコを煮込む。

メジナの出汁が効いてウマ~。みんなで食べていると、気温がかなり下がってきた。
もうタケノコだけでお腹一杯である。こんなにタケノコを食べたのは、生まれて初めてだ。

心地よい満腹感と疲労感で眠気が襲ってくる。
私はタケノコ狩りは初めてだった。まさか、こんなに採れるとは思わなかった。
各自、持ち帰る分をリュックにしまい、残りはお世話になったお宅に置いてきた。
そして、タケノコ山をあとにして家路についた。
電車の中では、みな眠そうである。
途中、1人また1人と別れ、家に着いた。
さて、持ち帰ったタケノコをどうやって食べようか。
投稿時間 : 00:47 個別ページ表示 |山
メイン2006年4月15日 滝山城跡
今日はバイク仲間と花見を兼ねたハイキングに行ってきた。
目的地は、八王子市にある滝山城跡である。
メンバーは、nabekunさん、ろーどまんさん、SaltyDogさん、黒洋梨さん、そして私(怪人M)の5人である。

ろーどまんさんを除く4人は、10:00にJR小宮駅に集合した。
私はSaltyDogさんと終了後に釣りをする予定だったので、2人でバイクで向かった。
黒洋梨さんもバイクで登場した。
そこから歩いて、まずは買い出しのためにスーパーに寄った。
そこで食事や飲み物を調達し、ろーどまんさんが待つR16側入り口に向かう。
予定通りに11:00に合流し、いよいよハイキングコース突入である。

しかし、いきなり急な登りが現れた。ろーどまんさんは、自転車を担いで登る。
日頃運動不足だった私は早くも息が切れ、登り切ったところで小休止をとることに。
バイクの冬用オーバーパンツを履いてきたので、すでに汗だくである。
買ったばかりのハイキングシューズは、バイクの運転ではギヤの操作がしにくかったが、さすがに山道は楽である。
問題は体力の方だった。
こんな急な道がずっと続くならヤバイと思ったが、急勾配はそこで終わり、あとは割と平坦な道だった。


まだ満開の桜もあったが、ほとんどの桜は散っていた。
花びらの絨毯の上を気持ちよく歩く。
道は支線が多く、慣れないと迷いそうである。
所々に案内の看板があるのだが、私はnabekunさんとろーどまんさんの道案内のもとに、後ろをついて行くことにする。
息が荒くなりながらも、色々な話をしながら登って行く。
遅咲きの桜が残っており、綺麗である。


nabekunさんの説明では、滝山城は城そのものは残っていないが、城攻めから守るためのS字状の道などが残っており、この様な城跡は全国的にも珍しいそうである。
城の周りには幾つもの掘のような溝が掘られており、橋も多く攻めにくそうな作りになっていた。
昔の人の知恵に思いをはせながら歩いていると、最終目的地の二の丸跡付近に着いた。
ここで良い場所を探し、ろーどまんさんが持ってきた巨大ブルーシート(ドカシー)を広げる。

1時間ほど歩いてお腹も空いたため、ここで花見をしながら昼食&宴会である。
それぞれ買い出したツマミで一杯やって食事を摂る。
ほろ酔い気分になり、色々な話題に花が咲く。
天気も良くて気持ちいいため、ゴロゴロしながらマッタリと至福の時を過ごす。
もう釣りなどどうでもよくなってしまった。
夕方近くまで楽しく宴会したので、今日はもう満足である。


トイレに行った帰り道に桜の木を見ると、キツツキが空けた穴がいくつもあった。
そこに何故かアカヘリサシガメという肉食性のカメムシの幼虫が集まっていた。集団越冬から目覚めたらしい。
小道には可愛いスミレの花も咲いていた。春満開である。
4時くらいになり、少し寒くなってきた。
そろそろ帰りの時間である。せっかく来たので少し寄り道して降りた。

千畳敷と呼ばれる広い平坦な草原があり、そこで少し時間を潰す。
何かの建物の跡のようだ。
思わずテントを張りたくなるような空間である。
カップルが2人だけでいたのだが、我々が来ると帰ってしまった。
行き帰りの道で多くの人に出会った。結構人が来ているようだ。
ハイキングの他に、走っている人やMTBの練習をしている子供もいた。
近くにこんな場所があるのがうらやましい。
私はすでに釣りはどうでもよくなっていたが、SaltyDogさんが心配だった。
すると、帰り道に彼の方から「釣り、どうしますか?」と尋ねてきた。
彼も私と同じことを考えていたようである。
しかし、せっかくろーどまんさんに場所を詳しく教えてもらったし、次回という事もあるので行くだけ行ってみる事にした。
秋川のサマーランド前辺りに堰が2つあって、そこが狙っていたポイントだった。
黒洋梨さんも一緒に来てくれた。
オフバイク3台で堤を走る。
しかし、水深が思ったよりも浅く、川の相もナマズやコイを狙うには上流すぎる様だった。
魚は跳ねていたし水中で光っていたので、たぶんウグイやオイカワがいるのだと思う。
今回持ってきたタックルはブッコミ釣り用なので雑魚釣りはできないし、2人とも釣る気が無かったのでそのまま帰る事にした。

実は釣場を見に来たのは、B級グルメで有名なスタミナ丼(スタ丼)を食べたくて、お腹が空くまで時間を潰す意味もあったのだ。
渋滞に巻き込まれながらも、やっと店にたどり着いた。
本店なのに思ったよりも小さな店である。
店内には大学が近いのか、一橋大学の学生が書いた色紙がズラリと貼られている。
黒洋梨さんはラーメンとのセットを注文したが、私とSaltyDogさんはノーマルのスタ丼にした。
色紙を眺めていると、やがてスタ丼が出てきた。
イメージ通りの丼で量も多めだ。
肉とネギを炒めた物が御飯に乗っていて、そこに生卵をかけて食べる。
私は七味唐辛子とおろしニンニクをかけて食べた。
一口食べだすと、手が勝手に次々と口にかき込んでしまう。
あっと言う間にたいらげてしまった。
ウマかったのである。値段も550円と、かなり安い。
次に来たときは大盛りに挑戦してみたい。
一人でキャンプに行くのも楽しいが、今日のように気の合う仲間と一緒にアウトドアというのも実に楽しい。
同じ経験をする事によって、喜びなどが増幅されるのだろうか。
また、色々な話ができて有意義な時間を過ごせた。
次に何かの企画があったときもご一緒させてもらおう。
投稿時間 : 15:30 個別ページ表示 | コメント (2) |山
メインAKU CONERO GTX

ついに、ハイキングシューズを買ってしまった。
結構良い物だ。アクのコネロGTX グリーン。
05モデルのため大幅に値引きされてはいたが、23800円もした。元値は34650円なので安いのかも?
革とナイロンで作られた丈夫な靴で、ゴアテックス入りである。
バイクのブーツと比べれば安い物だが、ここ何年かで買った靴の中では一番高かった。
大久保にあるICIスポーツ本店に行き、チラシで見た安いシューズを物色していたが、私が欲しかった靴はアプローチシューズと言って、ハイキングにはあまり適していない事が判った。
ハイキング用のシューズはハイネックになっていて、アプローチ靴と比べて作りがしっかりしている。
しかし、値段は何倍も高い。
かなり悩んで色々比べていたが、店員に相談してみることにした。
ハイキングの他に、山菜採りや渓流釣りでも使える物を探してると告げると、店員が色々な候補の中からこれを勧めてくれた。
1万以下の安い靴もあったのだが、それらは中国製で作りが甘かった。
ついに、店員の「この靴なら、日本中のほとんどの場所でも平気ですよ。」との言葉に負けて、購入を決断した。
カタログには「3シーズンの北アルプスやヒマラヤロングトレッキングにも充分満足できる、中・上級向け高機能トレッキングブーツ。」と書いてある。
カタログにはトレッキングブーツと書いてあるが、チラシではハイキング用となっていた。
ヒ、ヒマラヤ・・・というのに顔が引きつるが、一足くらいこんな靴を持っていてもいいかなと思う。
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